88鍵のMIDIキーボード(というか電子ピアノですが)を置くための机を製作しました。人の手を借りて。DIY (Do It Yourself)じゃねーじゃねーか!
既存の机じゃ置けるは置けるにせよ狭くて他の物を置くスペースがないし、なにより高さが高すぎるんですよ。既製品も検討しましたが、よくある机の高さは70 cmが主流のようです。ピアノの鍵盤までの高さは73 cm前後なので、この時点で高すぎます。参考までにCasio PX-160の鍵盤までの高さは約10.5 cmです。
奥行きも確保しています。
脚は収納スペースとなっています。
勘のいい方はお気づきでしょうが、実はこれ、カラーボックスに板を渡しただけなんですよ。
天板は、ずれないように角材を四角に配置し、はめ込めるようになっています。
PX-160の専用スタンド装着時の高さを見ると766 mm、本体自体の高さが141 mmですから、高さ62.5 cmの机を手に入れればいいことがわかります。(62.5+10.5=73ですからピアノの高さとも一致します。)
しかし、前述したように高さ60 cmの机はあまりないようです。どうしたもんかと思っていると、売っていた2段の収納ボックスの高さが約60 cmでした!! 板の厚みを考えてもこれでいいじゃん。作るの簡単だし。
さて、PCはどうするのだとお思いではないでしょうか。ついでに、こんなのも作りました。
上面はわずかに傾斜しており、PX-160の筐体にフィットします。
筐体と接する面にはフェルトを貼ってあります。
そして、こうする。
私はMacBook Proを使っています。このスタンドがぴったり置けるのです。
はい。
高さ的にものすごい弾きやすくなりました。Macのキーボードですか? 正直、遠くて打ちにくいですが見た目ほどではありません。Loe LAP-1Sのおかげで前傾していますし。ほんとはいけないと思いますが、鍵盤に腕を置いて打っています。
カラーボックス x2:2,200円、板材(1820 x 250 x 13) x2:3,000円、その他もろもろ合わせて6,000円ほどで作ることができました。
いろいろ物を置くと、このようになります。右奥にはDTM本が積んであります。
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あとがき
ノートパソコンを置きたかったのでこのような方法になりましたが、デュアルディスプレイ化や、ディスプレイ+外付けキーボード+トラックボール等での運用も可能かと思います。