書類のスキャンをiPhone/iPadのカメラで済まそうとしたが品質にこだわる自分は結局ScanSnapから逃れられなかったよ…
以前の記事でスキャンアプリを選定した。
手軽にスキャンはスマホで済ませられないか模索していたのだ。
ここではスキャン画像のヨレや曲がりが気になったので、アクリル板の重みで紙を押さえる方法があることを知り、“ネットでバズった”アクリル板に手を出そうとする。
しかしながら、(反射光を拡散させる方式のためか)白くボケたようになる結果に納得いかないのでこれは買わなかった。
ARコート方式のこちらを買ってみた。
厚さ3 mm、A4変形が収まる313 x 273 mmのものを選んだ。5,500円。結構する。
届いたので試してみたところ、アクリル板を使うとピシッとまっすぐスキャンできてよい。とはいえ、紫色の反射光が入ると気になってしまう。かといって、反射光を避けようとカメラを傾けると遠い方の紙面のピントが甘くなる。当然だが、撮影条件をまったく気にしなくてよくなるわけではなかった。
こうして、画質を担保したスマホスキャンの利便性は期待に満たないことがわかった。また、原理上PDFの用紙サイズが適当になることも不満だった。
結局、ScanSnapに戻ってきた。知らなかったのだが、ScanSnap Cloudアプリを使うとスマホからでもサーバ経由でOCRとテキスト埋め込みが可能だった。しかも、地味にカメラによるスキャン機能もついている。もちろん、OCRとテキスト埋め込み可能。もうこれでいいじゃん。
というわけで、アーカイブ用途ではScanSnap Cloudアプリ+iX500で行くことにした。単に画像として取り込みたいときはどのカメラスキャンアプリでもよい。問題は、ScanSnap Cloudアプリにはすでに後継アプリScanSnap Homeが存在し、iX500はサポートが打ち切られていることなのだが…