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Mac miniの起動ディスクを外付けSSDにして高速化したが謎の制限が…

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Time Machineサーバ用Mac mini (Late 2014)の起動ディスクを内蔵HDDからUSB接続SSDに移行して高速化を図りました。

要旨

  • USB接続SSDはTrimが効かない
  • 外付けディスクへのmacOSのインストールは簡単
  • Mojaveでほかのデバイスディスクを接続しているとUSBディスクから起動できない
  • Mojave以降でのTime Machineディスクの引き継ぎはdd

[訂正 2021/05/07] キーボードやマウス等、ディスク以外のデバイスは接続していても問題ないことを確認。

[追記 2021/05/14] USBハブを使うと、ほかのディスクを接続していてもUSB SSDから起動できることがわかりました。詳細は以下。

yaritakunai.hatenablog.com

 

外付けSSDの選定

USB接続SSDはTrimが効きません。Thunderbolt接続だと効くらしいですけど、よく考えると本当なのでしょうか。

Thunderbolt接続は圧倒的に高いのでUSB接続に決定。適当にAmazonで一番人気のやつです。元が500 GBなので480 GBでよしとしました。

USB 3.0だけど中身が大したことないのでヨシッ!

中身

ideal-reality.com

Buffalo SSD-PG480U3

HDDと比べると薄くていいですね。

 

外付けSSDにTime Machineから復元

復元オプション(起動時command + R)はリモートじゃ起動できないのでディスプレイとキーボードを接続して、やりました(それでも意地でマウスは使わず)。

ディスクユーティリティでフォーマットしようと思うが、Mac OS拡張が選択できず。「?」と思うとパーティションマップがマスターブートレコードになってました罠。

Time Machineからの復元は、ある1点を除いてすんなり簡単に行きました。実は、あらかじめ能動的にフォーマットせずに、復元しようとして怒られてからフォーマットの流れで行こうとしたのですが、ディスクユーティリティに切り替わるはずがその前にフリーズするバグがありました。

 

ほかのドライブを接続したまま起動できない

無事SSDから起動。と思ったのですが、速いのか? 全然遅い。見てみると内蔵HDDから起動してました。Mojave以降(?)ほかのデバイスドライブを接続したままだと内蔵HDDから起動しようとするらしいです。理由不明。

[訂正 2021/05/07] 上と同様の理由にて訂正。

iroirotsumekomu.blogspot.com

この記事の方法では、Macの起動時に外付けSSD以外のデバイスをUSBポートに接続していると、必ず内蔵HDDから起動してしまうという未解決の問題があります。

option + 起動でも起動ディスクを選択できない。内蔵HDDを空にしても容赦無く内蔵から起動しようとする。UEFIファームウェアアップデートとか狙って最新OSインストールしてもダメ。blesssudo systemsetup -setstartupdisk pathも問題なし。リモートから再起動できないってのはサーバ用途として不適格なので何とかしようとstruggleしたがダメ。何? バグ? 仕様?

 

Time Machineバックアップの移管はGUIからできない

ついでに本Mac miniのバックアップ用にしていた外付けHDDを削減しようとTime Machineバックアップデータを移行しようとしました。

サポートページに従ってFinderでBackups.backupdbをコピーしたのですが終わらない。思い出した。なんか前あったぞ…!

わずか1年前

yaritakunai.hatenablog.com

Finderコピーじゃ無理(前はできた気がしたが)。ディスクユーティリティの「復元」じゃエラーで開始できない。ここでもstruggle。ddもはじめはダメだったけど、いろいろやった結果、ようやく成功。当たり前かもしれないけど暗号化してるとダメでした。ddのポイントは、「パーティションを同容量に」と「暗号化を解除していること」。

成功と失敗の見分け方はFirst Aidが問題なく終了するかどうか。たぶんこれが一番信頼できる方法。First Aid中になぜかシステムが落ちることも多々ありました。もちろん前節の制限により、その度にほかのドライブを取り外す必要があったことを明記しておきます。

[追記 2021/05/14] 別の機会に行ったときFirst Aidに失敗したが、アンマウントしてログアウトしてリモートから以下を実行したら成功した。rdiskXsYは、ディスクユーティリティで確認できる。

$ sudo fsck_hfs -fy /dev/rdiskXsY

また、はっきりしなくてわかりづらく申し訳ないのですが、上の過去記事と同様に参照先のエイリアスが多数できていましたが、正常だったのかもしれません。元ディスクもそうなっていました。でもCatalinaのバックアップはそうなっていないんですよね。.backupbundle形式の差でしょうか? はっきりしないもう一つの理由は元ディスクがちょっと壊れたから。落ちて不正終了を繰り返したからでしょうか。途中からディスク名が半角スペースになっていました。

 

なんやかんやあったけどサクサクに

余計に何日かかかったけど一応終了しました。再起動時にほかのディスクをすべて取り外すというワークアラウンドは必要ですが、操作のたびにレインボーカーソルが出ていた状態が嘘のように動作が軽くなりました。システムドライブはSSD大事。

 

個人的メモ

ichelm.hatenadiary.org

www.it-tech.com.au

eclecticlight.co

www.shirtpocket.com

www.baligu.com

[追加 2021/05/14]

bombich.com