- the brilliant green #ブリグリ布教活動
- アーティスト: the brilliant green,川瀬智子
- 出版社/メーカー: DefSTAR RECORDS
- 発売日: 2000/10/01
- メディア: CD
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リリース:1999/03/10
感想って書くの難しいからだけど、久しぶりにレビューを。
昔、このブログでthe brilliant greenから3曲を選んだときはやむなく外したけど、4傑選ぶなら間違いなくこの曲が入ってくる。
全体的な感想としては、陰鬱な雰囲気。とても好きなやつです(^p^) the brilliant greenのメロディーはリズムの刻みが難しいものが多いが、この曲もそう。
まずはイントロから。
不思議なコード進行
|G-Gadd2/F#-|C(-5)-C-|
フィーチャーは、ソ-ファ#-ファ#↑-ソ↑のライン。4小節進むと、その上にリードギターがソーレーソー♪って乗っかってくる。当然、不協和音。最初聴いたとき、ニヤリとした。
特にAメロとBメロが好き、サビよりもむしろ。メロディーが素晴らしい。ボーカルの音域は低く、下のミまである。前も書いたと思うけど、女性ボーカルの低い声が好きだ。この曲にも合っている。
さっきはああ言ったけど、サビが嫌いなわけではないことは、なんとしても言わせてほしい。サブドミナントマイナーを使っていることとかベタだけど、単なる泣きのメロディーになっていないところがうまい。
最後に、Dメロは最高。ここで盛り上がりは最高潮に達する。大好き。
アウトロもイントロと同様、ポイントはぶつかり。コード進行はト長調なのに、オルガンによるメロディーはハ長調。当然、F#とFでぶつかるが、不思議なオーラに包まれて終わるという効果が出ている。しかも、ラストはフェードアウトなことも、演出に一役買っている。
どう見ても名曲なのに、川瀬智子の喉の調子かなんかでプロモーション活動ができなかったため売れなかった。『There will be love there ~愛のある場所~』〜『冷たい花』〜『そのスピードで』とつないできたヒットがここで途切れた。
あのとき、もっとプロモーションをしていたら、その後の地位も変わっていたのだろうかと考えさせられてしまう。