- the brilliant green #ブリグリ布教活動
- アーティスト: the brilliant green,川瀬智子
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
- 発売日: 2000/10/01
- メディア: CD
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リリース:1999/09/08
今回レビューする曲『CALL MY NAME』は、もともと全英語詞の曲。2ndアルバム『TERRA2001』からのシングルカットに合わせ、日本語化された。
8thシングル『CALL MY NAME (JAPANESE VERSION)』では、バージョン違い3曲を収録。表題曲の他に、『同(ENGLISH VERSION)』と『同(INSTRUMENTAL VERSION)』。
CALL MY NAME(JAPANESE VERSION)
- アーティスト: the brilliant green,川瀬智子
- 出版社/メーカー: DefSTAR RECORDS
- 発売日: 2000/10/01
- メディア: CD
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リリース:1999/09/22
おすすめは、『TERRA2001』にも収録されている英語版。発音はそれほど上手いとはいえないが、メロディのリズムへの乗り方はやはり英語の方が良い。日本語版はベスト盤『complete single collection '97-'08』で再録されている。
今作からシングル2作は、今までのブリグリらしからぬテンション高めの曲が続く。
当時はブリグリを模倣した切ない系の曲をやるバンドが多く現れ出し、「そういう曲がやりたいなら、どうぞやって。私たちはもういいから。」というような趣旨の発言を行っていたと記憶している。もちろん、その頃に『TERRA2001』を引っさげたツアーをやったことも、ライブ感重視の曲が続いたことに影響しているだろう。
本作をはじめ、『TERRA2001』で収録された曲はいずれも音質が良い。
再生を始めるとすぐに、イントロのドラムスで録音が良いことに気づかされる。2番から入ってくるアコースティックギターも私お気に入りの収録状態である。
次に注目できるのはコード進行。Bメロ以外すべて
|E G |A B |
を繰り返している。この点からは、バンド形態のセッションで「せーの」で録った光景が想像させられる。
正直、この曲と次作『BYE! MY BOY!』——どうもこの2作はセットで考えてしまう——は知った当初それほど好きではなかった。他の曲に感じるようないつものthe brilliant greenのイメージがあったせいである。
しかし、今では他と同様、愛すべき曲であることがわかるようになった。それは、録音がいいこと、ノリがいいこと、やはりこの2点に尽きる。