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Google Play Musicが歌詞表示に一向に対応しないのでSpotifyを試したらこだわりが揺らいだ

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Spotifyを起動中のスマートフォン

Google Play Music(以下、GPM)が歌詞表示に対応してくれないのでSpotify生活を試してみた。普段、歌詞は気にしないが再生中に曲に合わせて表示されるのを見るとやはりかっこいい。Spotifyの歌詞表示機能に関しては、表示タイミングがずれている曲や対応していない曲があるのが不満なくらいで他に言いたいことはない。肝心なのは、そのことがきっかけでリスニング環境が変化したことだ。

GPMを使っていたわけは、唯一無二の「320 kbps配信で手持ちのCDやハイレゾ音源を一緒に聴ける」ことにある。こうした事情は何度か書いてきた。

yaritakunai.hatenablog.com

上の記事では、今後開始予定の定額制ハイレゾ音源配信サービスについてまとめてあるので興味があったら参照してほしい。

今までは音質にこだわってきた。GPMを使っていながらも、お気に入り楽曲はCDを手に入れたりハイレゾ音源を購入したりしていた。携帯はiPhoneだが音楽はXperiaで聴いていたのも、iPhoneが48 kHzを超えるサンプリング周波数に対応していないことや、眉唾物ではあるがXperiaのハイレゾアップコンバート機能を利用して非ハイレゾ音源を聴きたいことが理由だ。だが、歌詞表示を楽しみたいのでSpotifyに移行するとしたらどうだろう? 使い分けてまでXperiaを使う理由がなくなる。

現に今はSpotify生活に移行した。ポータブル環境では音質も問題にならない。配信されていない楽曲は聴かなくなるだけ。内蔵スピーカーはiPhoneの方が質が良い。リッピングや転送の手間もかからない。負けたのは私のこだわりかハイレゾの魅力かわからないが、利便性には勝てないのだ。

一応言うと、すんなり以前の環境を諦めたわけではなかった。Spotifyでも外部音源のインポートに対応しているがMP3に限られる。AWAも試したがFLACに対応していなかった。

SpotifyのUXは良い。プレイリストをシェアするという環境もさることながら、公式が用意しているプレイリストの質がいい。

とは言え、ずっとこのままとは限らない。mora qualitasは歌詞表示に対応するようなのでそちらに移行する可能性は高いと思う。少々高価格ではあるが、サブスクだとアーティストの収入が減るという話もあるので、音楽の未来を考えれば耐えられなくもないw 選択肢が増えるのはいいことだ。

YouTube Musicは期待外れだった。歌詞表示に対応しておらずGPMから何も進化していない。でももし、今度は音楽と一緒にMVも楽しみたいとなったら、私はYouTube Premiumに移行しているのだろうか。