- the brilliant green #ブリグリ布教活動
- アーティスト: the brilliant green
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2010/02/24
- メディア: CD
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ベストアルバム『complete single collection '97-'08』をリリース後、活動休止に入ったthe brilliant green。2009年5月には所属するデフスターレコーズとの契約を終了した。私にとっては不安な日々が続いていた。
ところが、たしか2010年の正月。ワーナーミュージック・ジャパンの新聞広告に、“the brilliant green”の名が記されているのを発見した。レコード会社移籍が正式に判明したのだ。そのときの喜びは何物にも代え難かった。
そんなこんなで発表されたのが『LIKE YESTERDAY』。
いきなりだが、ネットに転がっているコード進行は間違っていると思う。Aメロは、
|G G/F#|G/F Em7|Ebaug G/D|Am D
|G G/F#|G/F Em7|Ebaug G/D|Am D G|
だと思うのだ。ギターのことは正直よくわからないが、ドロップDチューニングだろうか。
レビュー
キーはト長調。この曲の特徴の一つは半音階にあると思う。
例えば、さっき載せたコード進行はクリシェになっている。クリシェといえば普通はここぞというポイントで使う(と思う)が、この曲では冒頭(イントロがないため)からいきなり使っている。
半音階はBメロでも現れる。
|Em|Bm|Dm|E
|Am Cm|Em|Am|C|
(強調はノンダイアトニックコード)
サビでは、
|G B/D#|Em Bm|
や
|Em B/D#|G/D A|C|Cm
|G|
のように登場する。
感想としては、ブリグリってこんなに(サウンドが)キラキラしてたっけな?というのが正直なところ。クリシェという陳腐な手法の多用といい、らしくない。
また、客観的に見ても川瀬智子の歌詞にソロプロジェクトの後遺症が現れ始めたのはこの頃だと思っている。端的に言うとスイーツ(笑)臭いのだ。そして、その悪夢は今も続いている(2016年12月現在)。
なお、このシングルを最後にGt.:松井亮は脱退した。