いつからか覚えていないが、WindowsでBingに接続できない状態が続いていた。
なぜかMacからだとつながる。
Microsoftのサービスなのにwウケるwww
と思ったし、使わないからいーやとほっといてた。
話は変わって、Windows 10のTH2(バージョン1511、ビルド10586)が未だに降ってこない。
原因を探すため、設定 > 更新とセキュリティ > Windows Updateにあるリンクを手当たり次第にクリックする。「詳細情報」をクリックしたところブラウザが起動するが、ページにつながらない。
ああ、Bingを利用するようになってるのね。そろそろ直してみるか。
Macからだとつながるので、プロバイダによるブロック、ルーターの設定に原因はなさそうだ。ということで、真っ先にWindows Defenderを疑う。IP関連の設定は見つからない。てか、なんで設定は「設定」アプリに分かれているんだ、わかりづらい。Windows Defenderを無効にしてみるが、状況は変わらない。
次に、Windows ファイアウォールの存在を思い出す。こいつはコントロールパネルにある。実にアホくさい。さっさと統合! できればコントロールパネルに。つくづくWindows アプリというものは嫌いである。そんで、無効にしてみるとつながった。こいつか。
なんで? ファイアウォールなんていじってないのに。いじってないから設定の方法などわからない。「既定値に戻す」という項目があったので押してみる。直った。
ここで原因を思いつく。こいつである。
Spybot Anti-BeaconがMicrosoft関係のIPをブロックしていたためである。「Optional」タブの「Telemetry IPs」を「Apply」にしているとBingに接続できないようだ。
ちなみに、TH2が降ってこない原因も(たぶん)判明した。設定 > 更新とセキュリティ > Windows Update > 詳細オプションの「アップグレードを延期する」にチェックが入っていた。これは、Windows 10導入時に「勝手に更新プログラムのインストールなどされてたまるか!!」と設定をなるべくアップデートされない方に振っていたからである。つまりは自分のせい。
とまあ、どちらの原因も自分にあったわけで、初心者によくある「何もしていないのにパソコンがおかしくなった」が自分の身に起きたのである。まさに格言だなあと、驕りがあったかもしれない自分に反省。
余談
Windows 10のバージョンがなんとまあ、わかりにくいこと。
検索ボックスに「winver」と入力して実行するとバージョン情報が見れるわけだが、初期リリースでは
バージョン 10.0 (ビルド 10240)
とある。
これが、TH2をインストールすると
バージョン 1511 (OS ビルド 10586.0)
となる。
番号体系を変更したのはいいとしても、問題は変更しても依然わかりにくいことである。
コードネーム、バージョン、ビルドが共存している。
MacだったらEl Capitan 10.11.2のように、コードネーム メジャー.マイナーとわかりやすい。なんすか年月って。ユーザーにビルド番号まで意識させなきゃいけない(それも小数点以下まで)理由って何?