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情報化社会、グローバル化のせいで人はみな自信を無くした

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今の時代は大変だと思う。

簡単に世界とつながれるから。

望んでいようがいまいが、世界を相手に比べることができてしまう。

 

このあいだ、テレビで美人とされる人とブスとされる人が争わされていた。中には見た目のせいで心を病んでいると思われる人もいた。

悲しいことだと思う。本人のせいではないし、比べるものでもないはず。

番組では現状を「顔面格差社会」と題していた。まさにその通りだと思う。

昔だったらこんなことにはならなかったのに。

 

昔はそんなに周りと比べて落ち込むことはなかったと考えられる。人間の目や耳が届く距離でしか付き合いがなかったから。ほとんどの人がいい意味で無知でいられた。そう、井の中の蛙も悪くないんだ。

思うに、情報化社会の発達が今の生きづらい世の中を生み出している。

醜美がこれほど気にされるようになったのはテレビが生まれてから。美しいことを生業としている芸能人を誰もが見られるようになって世の中の人は美しさの上位を知った。それでも昔は、芸能人という別世界の人まで。今はネットがあるから素人も美人が自動的に参戦しだした。美人の母数が増え、必然的にレベルも上がった。結果として素人も美しくなければならないようになった

 

このことは相対化できるものすべてにいえると思う。

年収、学歴、身長、…

今の私の場合はブログがそうだ。1日に500PVもあれば上位3%とも聞く。でも、ネット上で飛び交うのは燦然と輝く数字の数々。

気にしなければいい。確かにそうだ。

しかし、ソーシャルメディアをやっていれば嫌でも入ってくる。しばらくTwitterを見たくない日々が続いていた。

 

技術の発展が競争相手をグローバル化させたんだ。今やその気になればどこの人とでも会うことができる。己の身の程を知らされる。

人のお眼鏡に適わない者は淘汰されていくのだろうか。これは適者生存という自然の摂理の発展なのか。

私はそう思いたくない。人間は弱者を保護することで遺伝子の多様性を維持するという生存戦略をとったんだと思う。

でも今の現状はなんだ。

 

技術は進歩しても人間のメンタルはそう簡単に進化はしない。