Macの無料アンチウイルスソフトの定番として長らく親しまれてきた、「ClamXav」と「Sophos」。
その一つであるClamXavが有償化したというニュースは、各方面に、というか私に凄まじい衝撃を与えました。
[追記]
販売価格は、1ライセンス3,215円、アカデミック版2,251円です(2016年10月現在)。
「Macにセキュリティソフトはいらない」とは過去の神話であり、ノーガードではいられません。
でも、たった$29.95*1すら払わない、そんなケチ臭い人間の記事です。
そういう事情から、代替ソフトをインストールしなければならなくなったわけですが、ついに今、その重い腰を上げることにしました。
とはいうものの、ClamXavが有償化してからずっと何もしなかったわけではなく、いろんなセキュリティ対策ソフトについてウォッチしていたのです。
(勝ち馬に乗ろうと様子を伺っていただけとは言えない…)
その結果、Avastを導入することに決定しました。
だから私は、Avast。
冒頭のように書いておきながらSophosを選ばないのは、なんかアンインストールで問題があるとか悪い噂を聞いたからです。
風評被害だったら、すいません。
そんで、Avastを選んだ理由ですが、
- Windowsでの使用経験がある
- フリーの中では高検出率ながら、Aviraより重くない
ということです。
ClamXavのアンインストール
Avastへの乗り換えにあたり、ClamXavを削除します。
ClamXav Sentryを終了します。
「ユーザとグループ」画面(システム環境設定にあります)で、任意のユーザの「ログイン項目」にある「ClamXav Sentry」を選択し、「-」をクリックしてログイン項目から削除します。
インストーラ(ClamXav_x.x.x.dmg)を開き、「ClamAV Engine REMOVER.app」を起動します。
「Continue」を選択します。
「OK」をクリックします。
以下のClamXav本体と関連ファイルをゴミ箱に放り込みます。
- /Applications/ClamXav.app
- ~/Library/Preferences/uk.co.markallan.clamxav.ClamXav-Sentry.plist
- ~/Library/Preferences/uk.co.markallan.clamxav.plist
- ~/Library/Preferences/uk.co.canimaansoftware.clamxav.plist
- ~/Library/Caches/uk.co.canimaansoftware.clamxav
- ~/Library/Caches/uk.co.markallan.clamxav
- ~/Library/Caches/uk.co.markallan.clamxav.ClamXav-Sentry
- /private/var/db/BootCaches/[hogehoge]/app.uk.co.markallan.clamxav.playlist
- ~/Library/Logs/ClamXavSentry-scan.log
- ~/Library/Logs/ClamXavSentry-scan.log.[n].bz2
Avastのインストール方法
以下のサイトから、「無料ダウンロード」をクリックしてダウンロードします。
アバスト無料アンチウイルス for Mac | Apple OS X 向けセキュリティソフトウェア
インストーラ(avast_free_mac_security_online.dmg)を開き、「Avast Mac Security.pkg」を起動します。
警告に注意し、「続ける」を選択します。
「続ける」をクリックします。
使用許諾契約をよく読み、「続ける」を選択します。
改めて、「同意する」を選択します。
「インストール」を選択します。
ウイルス定義をダウンロードしているので、コーヒーでもすすりながら待ちます。
インストールしています。
Google Chromeをインストールする場合はチェックを入れ、「続ける」をクリックします。
「閉じる」を選択します。
起動したところです。
Avast SecureLine VPNのアンインストール
Avastと同時に、「Avast SecureLine VPN」もインストールされました。
これは試用版なのでアンインストールしたいと思います。
Avast SecureLine VPNを起動し、「Uninstall Avast SecureLine VPN」をクリックします。
「Uninstall」を選択すれば完了です。
おわりに
ClamXavの代わりにAvastをインストールしました。
顕著な速度低下など、これといった問題は起きませんでした。
*1:記事執筆時