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スリープから復帰後、Macの動作が不安定になる原因はSafariだった

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サバンナが広がる地平線のイラスト

長年、私を悩ませ続けていた原因がついに判明した。

Catalinaが走るMacBook Pro 16" (2019)を使っているが、Mojaveをインストールした先代機のMacBook Pro 13" (Retina, Early 2015)の頃からその問題は生じていた。おそらくもっと前からも。High Sierraとか数年前とか。

問題というのはこうだ。時折lid-closeを用いたスリープを挟みながら運用していると、常駐しているAmphetamineがハングアップし、レインボーカーソルが表示される。そうなると、強制終了させても再度は起動しなくなってしまう。次第に起動中の他のアプリケーションにも波及し、Safariはページが表示されなくなるなどする。Finderは反応が鈍くなり、「再度開く」しても起動しなくなって、深刻なのはシステムが終了できなくなるため、電源ボタン長押しするしかなくなってしまうのだ。

いろんなAppを疑いながら、さまざまなことを試しているうちに、ある回避法を見出した。ページが表示されなくなったSafariのタブを閉じ、一旦終了するとほかのAppやシステムまで巻き込むなんてことはなくなるのだ。ここでようやく原因がSafariにあると気づいた。ほかのAppで検索しても同様の事例は出てこなかったが、Safariだと出てきた。

kumachan.biz

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

上のリンクによるとIPv6が怪しい。nslookup -type=AAAAでIPv6接続サイトか調べ、開きっぱなしにしていたGoogleとかいらすとや(意外)を閉じるようにしてみた。すると問題は発生しなくなった。原因はSafariのIPv6接続のバグである。

まとめると、再現条件はSafariでIPv6接続のサイトを開いたままスリープに移行して復帰することだ(当方は回線もIPv6だがIPv4回線でも起きるかは不明)。

システム標準Appのため、疑いは後回しにしてしまっていた。サーバとして使っているMac miniでは起きていないことも理由である。Mac miniにはインストールされていないAppが怪しいと思っていたが、Mac miniではSafariを開きっぱなんてしていないから当然である。

yaritakunai.hatenablog.com

もちろん、Safari単独では起きないのかもしれない。下のリンクではカスペルスキーも原因のようだ。私の場合もAvastのせいもあるかもしれない。

mikufu-works.hatenablog.com

この件はAppleに報告済みである。修正は(されるとしても)Big Sur以降になってしまうだろうことがもどかしいが。

www.apple.com