先日、報道ステーションを点けていたら、今話題のアニメ映画「君の名は。」について特集をやっていた。
もちろん、映画の一部シーンも放送されていた。
それを観て、「やっぱり」と思うことがあったので、アニメについて日頃感じていることを聞きたくないかもしれないが書こうと思う。
アニメがきらいな人の意見も聞いたらもっと良くなると思う
正直、私はアニメが好きではない。
その理由を前述の特集で垣間見たのだ。
たしか番組中で流れたシーンはこの予告篇に含まれているものと思う。
1:12あたりからのシーンと記憶しているが、畳み掛けるようなセリフの応酬を聞くと大げさな演技、オーバーリアクション、高すぎるテンションに違和感を感じてしまう。そんな人、現実にいる? いないよね。
近頃Twitter上を賑わせている
「これってもしかして」
「俺/私たち」
「入れ替わってるー!?」
という場面(が実際にあるのかは観ていないので知らないが)もそうだ。(このネタは好きだけども)
同じようなことを昔、感じたことがある。声優が刷新されてリニューアルされたアニメ版ドラえもんだ。一気にキャラクターの精神年齢が下がったように感じられた。同じようにオーバーリアクション、過剰でコメディーチックな演出が見られた(おそらく今も)。もちろん声優のかたは映像に合わせて喋らなくてはいけないため責任はないが、幼稚さを感じてしまい、プロデュースとして対象年齢を下げたのだなと感じたのだ。「トイ・ストーリー」などのピクサー作品でそんな感じ受ける? 受けないよね。
すべてとは言えないが、最近の日本映画・ドラマにも似たような現象が生じているように思う。よく「学芸会」などと揶揄されているオーバーな演技の現実味の薄いドラマしかない。もちろん、そういったドラマがあってもいいが、最近はそんなのばっかりである。以前も別の記事で言ったが、おそらく予算がかけられないことが関係していると思う。シリアスで真剣な演技は、チープなセットやシーンにはミスマッチになるからだ。
君の年齢は。
「君の名は。」の作画を見ると「きれいだなー」と感じるなど、いい点があることはわかる。観ていないからわからないが、もしかしたらシナリオもいいのかもしれない。(入れ替わりネタなんて何番煎じだよとも思うけど)
でも、本題のアニメっぽいハイテンションが直らない限り、私はアニメを観ない。
アニメenthusiastたちは、その幼稚さ、子供っぽさについていけているのだろうか。宮崎駿以来の大ヒットというのだから私の方がマイノリティーなのだろう。でもなんか日本人全体の精神年齢が下がってやしないか?
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