配信限定シングルTommy february6『CUPCAKE ANGELS』ならびにTommy heavenly6『ICE CREAM DEVILS』を買った。(穏健な)ブリグリ原理主義派の私としてはthe brilliant greenでない川瀬智子の奥田曲を買うのには少し複雑な思いがある。
そもそも論として、tbgとの悲しくも対立した感情は2014年から始まる。その年、セルフカバーアルバムに続いて新たなオリジナルアルバムがリリースされると発表されたはずだった。前者は『THE SWINGIN' SIXTIES』として前言は達成されたが、後者は発売まで至っていない。
それだけではない。昨年夏、デビュー20周年を記念してライブと新盤のリリースが報道された。当時の狂気の想いがこちらである。
期待して、ニュース記事もまとめていた。
ついに出ると思ったのだ。しかしながら、このときも当該ライブは果たされたものの、作品については現在まで世に出ていない。
このように恥を晒してまで過去記事を掘り返したのは、羞恥心よりも「なんで」という思いがまさったからである。
いろいろ事情があるのは私にも想像できる。
商業的都合(らしい)。(引用元ツイートも見てほしい)
わからなくもないけど、アルバム出るって記事になってるしレーベル?のせいにするのは言い訳じゃね
— くるっしー🍐ボカロP始めま⬇️ (@crussyi) July 25, 2018
そのくらい私は待ってるということ https://t.co/zEgXP5DEyO
やっぱり採算取れないからなのか(な) https://t.co/EiEEcvKbOi
— くるっしー🍐ボカロP始めま⬇️ (@crussyi) August 19, 2018
つまり、ブリグリの作品を出すためにというのが『CUPCAKE ANGELS』『ICE CREAM DEVILS』を買った理由である。
グッズ売らないとCD出せないなら、いいぞもっとやれ、Tommy。ただ、出せるようになったのに音楽だけで回していけないのならそれはもうアーティストじゃないから
— くるっしー🍐ボカロP始めま⬇️ (@crussyi) August 30, 2018
feb6/heav6ファンには申し訳ないが、私はそういう気持ちなのだ。
買ったのは10月21日。リリースから4日経っていたとはいえ、moraの購入ランキングにはなかった。当時あれだけブレイクしたアーティストなのに&奥田俊作の才能が生かされないのは、あまりにも無念だ。
ちなみにmoraで購入した理由は、iTunes、Amazonは256 kbps、Google Play Musicはmp3だからである。また、今回人生で初めてAmazon Payというものを利用した。クレジットカード情報をいろんなところに登録せずに済むのは便利である。Amazonに購入情報を持っていかれるというリスクはあるにせよ。
タグ情報によると作曲者は、『CUPCAKE ANGELS』は「MALIBU CONVERTIBLE」名義、『ICE CREAM DEVILS』は「shunsaku okuda」名義だった。レーベルは「HOUSE OF TMY RECORDS」。ワーナーとの契約はどうなっているのだろうか。所属先がわからないのは、不安だ。
感想
ほんの少し、感想を述べておく。
私が奥田俊作の新曲を聴くのは4年ぶりのことだった。tbgではないとはいえ感慨深かった。
まずは『CUPCAKE ANGELS』。奥田俊作やTommy feabruary6らしさはそのままに、時代の変化に合わせてサウンドがアップデートされているように感じた。
同様に『ICE CREAM DEVILS』も「Tommy heavenly6」を感じた。奥田節は健在だった。
なんだかんだ言っても、やっぱりヤバかった。これは私の持論であるが、感動を素直に述べるほど語彙力は低下しがちだと思う。
- アーティスト: Tommy february6
- 出版社/メーカー: HOUSE OF TMY RECORDS
- 発売日: 2018/10/17
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- アーティスト: Tommy heavenly6
- 出版社/メーカー: HOUSE OF TMY RECORDS
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