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Goodbye and Good Luck

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- the brilliant green  #ブリグリ布教活動

goodbye and good luck

goodbye and good luck

 

リリース:1997/12/01

 

レビュー

前作に続き全英語詞4曲入りの2ndシングルの1曲目は、冬の雰囲気にぴったりの良曲。知る限りではテレビで披露したことのある最古の曲。

まだ粗削りながら乾いたサウンドが心地いい。音質も前作から改善している。

キーは変ロ長調。一貫性がありながら引っ張っていく感じのノれるビート、渋いプレイングのギターによりかっこいい曲となっている。

 

曲の構成

曲の構成だけど、

[1A][1B][2A][2B][1サビ]

のようにAメロとBメロを2回繰り返したあとでサビに入る。しかも、Bメロは前半と後半をb-a、b-bと表すとすると、

[1A][1b-a][2A][2b-a 2b-b][1サビ]

のようにAメロに戻る場合は構成が異なる。(超説明ヘタじゃん。)このサビに行く場合にb-bが足される構成、おもしろいし、いいね!

 

コード進行

次に、サビのコード進行を見てみたい。

|Bb Bb/A|Bb/G Bb/F|Gb Ab|Bb Db Ab|

前半はよくあるクリシェで、実質的に同等の表現は『Hello Another Way -それぞれの場所-』でも見られる。

その後は

bVI-bVII-I~

と進む。これはメジャーキーのダイアトニックコードにはないが、しばしば見られる進行だ。

さらに先のコードを考えると、

bVI-bVII-I-bIII-bVII

でIに戻る。これらbIII、bVI、bVIIの和音は同主調(変ロ短調)からの借用和音と考えられる。そのため、すべてメジャーコードで構成されているにもかかわらず、どこか切なさを感じる。

このようなメジャーとマイナーをあわせもった感じは、前回述べたようにブリグリの曲の特徴である。

yaritakunai.hatenablog.com

 

ところで、ラスサビのドラムスの音がばしゃばしゃしゅわわーんってなるとこ、どうやってるんすかね?

 

まとめ

うまく説明できなかったなー。超一級の曲でもないけど、二級品でもない。聴いてみればわかるいい曲なので、ぜひご一聴を。

goodbye and good luck

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  • J-Pop
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