こちらの記事を読みました。
Done is better than perfect.(完了は完璧に勝る。)いいモットーですね。
私は、完璧主義であり、細かいところに神経を注ぐ性質のため、ブログ記事の執筆にかなり時間がかかっていました。そんな中、この言葉にはハッとしました。そんなに気にすることないんだ、と。私もQuick and Dirty(荒く、素早く)を心がけるべきだと思いました。
パレートの法則も頭の奥底にあったのに、気がつきませんでした。ディテールなど些細なこと。スピードの方が重要ですね。先んずれば人を制す。余談ですが、執筆にかけた時間よりも、時間をおいて確認した回数の方がクオリティに貢献する実感があります。
作曲においても
私は作曲もやっていますが、自分が気にしているところなど他人は気にも留めないんですよね。結果がすべてであり、もっと重要な点を見落としている。他人の評価が成果の“質”ですから。
こんな言葉があるそうです。(DAW「SONAR」のスタートスクリーンで見た。)
「芸術に決して完成ということはない。途中で見切りをつけたものがあるだけだ。」
– レオナルド・ダ・ヴィンチ
まさにそうですよね。本来は芸術へのこだわりを表現した言葉だと思いますが、実際、完璧など自分の中の幻想にすぎません。
長文が書けないが
以前の記事でも書きましたが、そのくせに私は言いたいことが簡潔で長文を書くのが苦手です。
以前は、思いつきが浅いせいか知らないけど言いたいことはタイトルで済んで、文章量は400字に収まるといっても過言ではないくらいでした。ブログを続けたおかげでだいぶ改善されましたけど。
私の場合は意図的に簡潔にしていたわけではないですが、SEOを気にするあまりネット上の記事って質と量のバランスが悪いものが多いと思います。想起語共起語・関連語を多く含ませよう、文字数を多くしようという神話がまかり通っていますから。それってどうなの? Googleが賢くなったら(すでに?)通用しないよ。
固定観念の裏
完璧主義の背後には不安があったのかもしれません。間違いがあってもいい。読者に査読してもらうつもりでいいのかも。ツッコミももらえますし、っていうのは冗談ですけど。
私は、10分ブログを始めるまでストイックにはできませんが、必要以上に神経質になることないんだと肩の荷が下りた思いです。
Done is better than perfect.
この言葉の私にとっての受け止め方でした。
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