突然ですが、プラスチックのネジ穴がバカになってしまいました… そうです。ネジバカです。原因は、スプリングで圧力が掛かっているネジの回しすぎです。ブログを読んでくれている方なら最近の記事からピンと来るかもしれません。そう、ギターのピックアップ(ゲフンゲフン …。本当のバカは私です。神経質はいけません。何事もほどほどに。
今回はその修復に、おなじみのアロンアルフアが役に立ったとともに、その威力を改めて見せつけられ素直に感動したという話です。ネジ頭の溝(+や-)をなめてしまった場合はネジザウルスをどうぞ。
ちなみに、アロンアルファではなくアロンアルフアらしいです。
やってみた
検索しながら考えたのは以下の方法です。
- 一回り太いネジを使う
- 一度ネジ穴を埋めてネジ山を切り直す
- ねじやま救助隊を使う
- 合うナットを見つける
- プラスチック片に穴を開けナットとする
1.はセオリーですが、不可逆的処置なので初手ではやめました。
2.ではこれを使いましたが、少量をこねるのは難しく、固くて小さい穴に上手く入れるのは困難だと断念。
3.は金属用のためか貫通穴のため(空気があると固まらない)か上手くくっついてくれませんでした。
よく考えたら木ネジに合うナットなんてないですよね。したがって、4.はネジごと交換になりますが、見た目が同じネジを持ってこないと外観が変わってしまうのでとりあえずキープー。キープー。
5.はプラスチック容器を小さく切り抜いて穴を開け、ネジをねじ込むことでナットを作るという方法です。こんなものを作りました(写真中央)。
これをネジ穴がバカになったパーツに接着すればネジを固定することができます。
その接着にアロンアルフアを使ったわけなんですが… アロンアルフアは接着面に垂直な力には強いんですが横方向の力には比較的弱いらしいです。そのため、ネジを回したときの反作用が心配です。
ところが、一瞬でくっついて、ネジを回す力にも耐えてくれました。アロンアルフアすげえw(念のため、耐振動・耐衝撃タイプを使ってみました。)
とりあえず、5.は成功です。
ネジ山を作る
ここで思ったのですが、こんなに強いならアロンアルファを3.のように使ってもいけるんじゃないかと。つまり、アロンアルフアを樹脂としてネジ山の形に固めてしまうということ。
アロンアルフアをネジに数ミリ付け、ネジ穴に挿入し固着するのを待ちます。
いけました。
バネの力にも耐えており、ネジを回転させて高さを調整しても外れることはありませんでした。
車を吊り下げるCMで有名ですが、こんな使い方にも対応できちゃうんですね。
まとめ
- アロンアルフアすごい
みなさん、ネジ山が削れてしまったときはアロンアルフアですよ!