- the brilliant green #ブリグリ布教活動
There Will be love there-愛のある場所-/YOU&I
- アーティスト: the brilliant green,川瀬智子
- 出版社/メーカー: DefSTAR RECORDS
- 発売日: 2000/10/01
- メディア: CD
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リリース:1998/05/13
the brilliant greenを語る上で避けては通れない名曲。最大のヒット曲であり、ダブル・プラチナ(旧)*1に認定された。ゆえに、ファンでなくともこの曲から『冷たい花』、『そのスピードで』くらいまでのシングルは知っている人も多いと思う。
売れる曲が嫌いなひねくれ者の私としては、いや、ひねくれているつもりはないんだけど、この曲は正直好きではない。好きな人には申し訳ないが、らしさが感じられないのだ。サウンド面に関していえば、9thシングル『BYE! MY BOY!』に収録されているデモバージョンの方が好き。
現に、曲の作り方からしてそれまでのブリグリとは明らかに違っていたと、のちにメンバーらは語っている。以降は、これが世間のイメージするブリグリとなり、自分たちとのギャップに悩ませられることとなるのだが。
キーはヘ長調。サビ前とDメロでは同主調のヘ短調に部分転調する。借用和音程度なら頻出するが、転調はブリグリでは極めて珍しい。かねてから構想している記事でいつか書こうと思っているのだが、これは奥田俊作の作曲の特徴であり、明らかに曲のジャンルで転調するかしないかを使い分けているのだ。ここからもこの曲がJ-Popを意識して書かれたということがわかる。
音域は広い。下に。女性ボーカルとしてはキツい。
全体の雰囲気や曲の構成がOasis『Don't Look Back in Anger』とよく似ている。PVもプールの上で演奏しているところがそっくりだ。実はこの2グループ、TBS系ドラマ『ラブ・アゲイン』のテーマソングという点でつながりがある(『There will be love there -愛のある場所-』は主題歌、Oasis『Don't Go Away』は挿入歌)。それ以前に、the brilliant greenがOasisに似ているとはよく言われることだが。話がそれた。
全然レビューになっていない。ブリグリにしては普通なんだよね。湿り気も暗さも怖さもないし、かといってキラキラ感やアグレッシブ感、ザラザラした感じがあるわけでもない。ドラムの音色はいいかな?w
*1:累計正味出荷枚数80万枚以上