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Buffalo WXR-1750DHP2を買ってIPv6 IPoE + IPv4 over IPv6環境にした

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WXR-1750DHP2 前面

Wi-FiルーターにEX-WNPR2600Gを使っていたが、iPhone 8と相性が悪いのか、わりと頻繁にSafariでページが読み込めなくなる。

yaritakunai.hatenablog.com

機内モードをオン/オフするという対処法を発見し、だましだまし使っていたが生産性が悪い。さすがにそろそろなんとかしようという思いに至った。ちなみに、この現象はSafari以外のAppでは発生しないし、その状態でもLANにはつながるのでマジで謎。

ルーターを替えるにあたって、ついでにIPv6環境を整えようと思う。前にも検討したことはあったが、当時ぷららはIPv6 PPPoEしか対応しておらず、IPv6トンネル対応アダプタというものを購入して噛ます必要があった。そんな時間も空間も金もないということでペンディングしていたのだ。

調べてみると、ぷらら@ドコモ光でもIPv6 IPoEに対応したらしい。さらに、ちょうどよいことにIPv6設備を通してIPv4空間に接続する「IPv4 over IPv6」のぷらら方式(後述)にバッファローのルーターが対応したばかりということを知る。The time has come. WXR-1750DHP2をぽちー。

が、悲劇。ゴールデンウィーク中に発送が止まっているNTT-X Storeを尻目に、不具合が見つかったということでGW直前に新ファームウェアが取り下げられてしまったのだ。

おかげで試すのが1か月も遅れてしまった([2019/04/22] ver. 2.55で対応→[2019/04/26] 公開中止→[2019/05/29] ver. 2.56公開)。ここで、対応ルーターが少ないという事情を説明しておこう。

IPv4 over IPv6には大きく分けてMAP-EとDS-Liteの2つの方式があり、さらに細かな仕様の違いにより「v6プラス」「IPv6オプション」「transix」「OCNバーチャルコネクト」の4種が存在するのだ。(大変詳しい記事が以下にあります。ありがとうございます。)

blogs.yahoo.co.jp

(ちなみに、Yahoo!ブログの終了に伴い、以下に引越しされるそうです。)

ameblo.jp

(最新のプロバイダーごとの対応状況は以下のページの「IPv4 over IPv6通信対応プロバイダ一覧[PDF]」をご覧ください。)

www.nttdocomo.co.jp

ぷららではユーザによりtransixとOCNバーチャルコネクトのどちらかになる。つまりは、両方に対応した機器でないとギャンブルになるのだが、OCNバーチャルコネクト対応機器には大きなネックがある。

それは、絶対数の少なさ。

  • ドコモ光ルーター 01
  • ぷらら WN-PL1167EX01
  • I-O DATA製品3機種
  • エレコム製品1機種

市販品はこれしか存在しなかった上、さらに「有線LANが100M」だとか「無線LANが867M」だとか、そんなものしか無いのだ。MacBook Proを使う以上、11ac 1300 Mbps以上でないと買う気にならない。

そんな中、(ファームアップにより)登場した待望の存在がバッファローの「WXR-1900DHP3系」「WXR-1750DHP2系」なのだ。下位機種の1750を選んだわけは速度に有利な5 GHz帯は1300 Mbpsで一緒なこと(2.4 GHz帯の速度が違う)。プロセッサの速度は劣るが、本体色が1900は白なため見送った。ほかに違うのは細かな機能に過ぎない。

というわけで、11ac 4x4とMU-MIMOを失うのは惜しかったが、WXR-1750DHP2に乗り換えたのだ。

 

Buffalo WXR-1750DHP2レビュー

まずは開梱。

セット内容はこちら。

WXR-1750DHP2 セット内容

  • スタンド
  • アンテナx3
  • 本体
  • LANケーブル
  • ACアダプタ

LANケーブルは薄型なのはいいが、カテゴリーがわからないのが腹が立つ。おそらくCAT5e。

 

インターフェイス部。

WXR-1750DHP2 インターフェイス部

全ポートギガビットイーサ。上位機種らしくUSB 3.0ポートを備え、ストレージやデバイスの共有ができる。

 

デザインはアンテナがキモい以外は普通といった感じ。ONUが黒っぽい色なので、ルーターの色はやっぱり黒の方が合う。

本体前部にあるLEDの色味がほのかにピンクっぽくてなぜか気に入った。

 

セットアップ&使用感

マニュアルをガン無視で本体スイッチを「MANUAL」「ROUTER」にして設定開始。IPv6は「NDプロキシ」に設定。端末ごとにグローバルアドレスを持つIPv6でLANが外から丸見えになるのをフィルタリングしてくれるらしい。

IPv4はインターネット@スタートで自動判別してみたところ、OCNバーチャルコネクトだった。2018/09以降にIPoEに申し込んだユーザ(2019/05までは申し込みが必要だったが現在は全ユーザ標準対応)はtransixではなくOCNバーチャルコネクトになるという説もある。ポート変換がユーザ側でできないtransixでなくて助かった。利用可能ポート番号一覧がルーターの設定画面で確認できる点が梨3つ。

設定の豊富さがI-O DATAのPLANTシリーズとは雲泥の差で、やっぱこっちの方がいいわ。

問題のiPhoneのWi-Fiがぶちぶち切れる現象も今のところ起きていない。

唯一気になったのは、10秒ごとに「wl0: ampdu_resp_timeout: cleaning up resp tid 0 waiting for seq 0xnnn for 200 ms」のようなログが大量に記録される点。A-MPDUに対応していない11n機器と接続していると出るらしいが、原因を突き止めた。バッファローの中継器WEX-G300だ。

yaritakunai.hatenablog.com

同メーカーでこれってどうよ?

 

掲載予定

スピードテストの結果を投稿する予定。あと、IPv4 over IPv6 (MAP-E)でポート開放して外出先から自宅のMacに接続できるかやってみる予定。

やりました

yaritakunai.hatenablog.com

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BUFFALO 無線LAN親機 11ac/n/a/g/b 1300+600Mbps WXR-1900DHP3

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バッファロー WXR-1750DHP2 無線LAN親機 11ac/n/a/g/b

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