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ioregコマンドでMacBookのバッテリーの劣化度合いを調べる

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劣化したバッテリーのイラスト

Macの「システム情報」では「完全充電時の容量(mAh)」を知ることができますが、劣化する前の元々のバッテリー容量を知ることはできません。

ioregコマンドではもっと多くのシステム情報を知ることができます。-cオプションでクラスを指定することでバッテリー情報が得られます。

以下のコマンドは、種々のバッテリー容量を表示します。

ioreg -c AppleSmartBattery | grep Capacity

MaxCapacityは完全充電時の容量(7883)、CurrentCapacityは現在の容量(7755)、DesignCapacityは設計容量(8790)です(()内は当環境での値)。

7883 / 8790 = 90%は、iPhoneで見ることができる「バッテリーの状態」に相当すると考えられます。これは、発売日に買った16インチMacBook Pro (2019)の値です。ほとんど電源につなぎっぱなしでしたが、2年以上使った割には持ちこたえていると思いました。