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MOTU M4を購入した。Apple Musicでハイレゾロスレスを聴いてみた。

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[追記 2021/06/10] やっつけだった記事を大幅に更新し、書き上げました。

Apple Musicで空間オーディオの配信が開始されました。違いのわかりやすい空間オーディオのレビューはほかに譲るとして、当ブログでは同時に導入されたロスレス配信についてレビューしようと思います。ついでということで、まずは以前購入していたUSBオーディオインターフェイスMOTU M4をレビューし、それを使ってApple Musicを試聴することにします。

 

MOTU M4レビュー

大変人気で品薄の当品。私も昨年11月に注文して2月までかかった。

MOTU M4 正面から

重量感、剛性ともにある。

MOTU M4 電源スイッチ周り

バスパワー製品には珍しく電源スイッチを備えている。

スプラッシュスクリーンが点灯している

電源投入時のスプラッシュスクリーン。

ボタンと画面が点灯している

各ボタンはオンにすると光る。画面の視野角は狭い。

ヘッドホンを接続して聴いてみたが、音はよかった。「音の分離がよい」とはこういうことをいうんだと実感できるクオリティである。

USB-Cハブ経由でMacに接続して使うと電源含めすべての接続が1本で完結するため大変便利である。Mac起動中にハブごとぶち抜こうがM4の電源入っているときに抜き差ししようが全然問題ないが念のためおすすめはしない。USB-Cポートに接続するため、付属のC to AのUSB 2.0ケーブル(実測90 cm)は使わなかった。

 

圧縮音源を聴き分けるテスト

ロスレス配信を聴く前に筆者の耳のレベルを確認しておこう。こんなページがある。

www.npr.org

128 kbps MP3、320 kbps MP3、無圧縮WAVの3種類のサンプルを聴き、無圧縮WAVを選び出すテストである。

早速やってみたところ、正解率は1/6なうえ6曲中4曲128 kbpsを選んでしまうという大失態を犯してしまい撃沈した。

このままでは終われない。選択肢を聴き比べ“予習”してもう一度だけ挑戦したところ、正解率は5/6に上昇した(最後の1曲集中力が切れてまた128 kを選んでしまった)。

筆者の耳のレベルはそんなもんであることをお見知り置きを。

以上からわかるのは、「違いがわかる」からといって「無圧縮をいい音と思うか」は別問題ということではないだろうか?

また、今回“学習”して、無圧縮音源は

  • 濃密である(悪く言えば濁っている)
  • 音圧がある
  • 音の分離がよい

と個人的には感じた。

 

Apple Musicでロスレスを聴く

ミュージック App 環境設定 > 一般

設定画面でハイレゾロスレスを有効にする。DACを用意する必要がある旨、確認された。

Hello Another Way-それぞれの場所- the brilliant green THE SWINGIN' SIXTIES 「情報を見る」画面

「情報を見る」で3種類の提供フォーマットが確認できる。

実際に聴いてみよう。音がいい気がする。私の耳じゃ「気がする」としか言えない。ただ、空気感は違うように思う。

「ハイレゾロスレス 24ビット/192 kHzのALAC」と表示されている

プレーヤー部分にあるロゴをクリックすると詳細なフォーマットが確認できる。

プレーヤー部分にロゴが表示されていない

アルバム画面にロスレスと表示されていてもロスレスで再生できない場合があった。

ポップアップメニューで「情報を見る」を選択している

プレーヤー画面の「…」 > 情報を見る から再生中のフォーマットが確認できる。

「情報を見る」でロスレスオーディオ ストリームと表示されている

ミュージック Appを一度終了してから再生するとロスレスで再生できた。

「ロスレス 16ビット/44.1 kHzのALAC」と表示されている

改めて欅坂46『避雷針』を聴くと音の悪さに気がついた。たぶん再生フォーマットによるものではない。

16 bit/44.1 kHzのCDDAスペック。CD以上ハイレゾ未満の曲はないだろうか。

「ロスレス 24ビット/48 kHzのALAC」と表示されている

あった。おそらくApple Digital Masterの曲がそうなのでは。

そういえば24 bit/48 kHzはApple的にはハイレゾではないようだ。

Audio MIDI環境設定で192,000 Hzと表示されている

いずれの場合も、サンプリング周波数の自動切り替えはしてくれない。

事前に「ハイレゾロスレス」「ロスレス」「非ロスレス」のいずれかかわかっても再生してみないとサンプルレートの数値はわからないためあらかじめリサンプリングを回避できない。不便。

Hello Another Way-それぞれの場所-

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