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AirPods Proで心臓の音が聞こえるようになったので交換してもらった

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印刷物の上に置かれたAirPods Pro

愛用していたAirPods Proだが、急に心臓の音が聞こえるようになった。心音のほかにも血液が流れる音、体を動かしたときの筋肉の振動音など、低音が耳に響く。

正直かなり気になるが、気のせいかもしれない。「(ノイズキャンセリング性能は)こんなもんだったっけ?」という感じだ。ノイズキャンセリングや外部音取り込みをいずれもオフにすれば聞こえる類いの音も含まれているからだ。それでも、オンにした方が大きく感じる。

サービスプログラムが実施されていることで有名な高音の症状ではないことも自信がない理由の一つだった。ネットで検索しても似たような症状は出てこない。耳管開放(閉鎖)症など、耳がおかしくなったのかもしれない。しばらく使わず耳を休ませることにした。

support.apple.com

数週間経って再びつけてみたが症状は変わらなかった。リセットしても改善しないことを確認し、修理サービスを頼むことにした。

チャットでいくつか確認されたのち、在宅自己交換修理か持ち込み修理を選ぶよう案内された。また、左右どちらで症状が出ているか確認され、正直に両方だと答えたが特に証明は要求されなかった。

在宅自己交換修理は、こちらを選んだのだが、クロネコヤマトで交換品が届くと同時に故障品を引き渡す仕組みだ。梱包時も交換品のものを使う。だが、不在時を考えると同時というのが少々不便だ。受け取り後ならともかく、故障品を事前に発送してから交換品を送ってもらうというのはできないだろうか。

翌日交換品が届いた。ネットの情報と違い、封筒ではなく箱で送られてきた。イヤーピースや印刷物とともに交換品を裸で受け取り、故障品を交換品が入っていた箱に納めて回収されていった。故障品のイヤーピースは事前に外しておくよう案内されていたのだが、判別のためという理由もあるのではないか。左右両方の交換だったので、イヤーピースがないと交換品と故障品の取り違えが起きそうだった。

こうして故障かどうか自信がないまま交換してもらったのだが、交換品を耳にはめた途端、驚愕した。全然違う。「スンッ…」とあたりは静寂に包まれた。やっぱり製品の異常だったのだ。

あまり見かけない症状だったのでここに書き残した。AppleCareのおかげかもしれないが無料だったし、お昼ごろ修理を頼んだら翌日に届くという迅速さ。音が気になる方は相談してみるといいだろう。

ちなみに、交換品をセットアップしてもシリアル番号は表示されなかった。リセットして再ペアリングしても表示されることはなかったが、しばらくしてファームウェアがアップデートされると表示されるようになった。

[追記 2021/08/01] 2か月もしないうちに再発した。今度は左耳だけなったので明らかに耳の問題でないことがわかる。「ドクドク」「ブルブルブル」「ドドドド」と大変耳障りである。数週間して右耳も再発したので再度交換してもらった。前回と違った点は、故障品を事前に発送してから交換品を送ってもらう「配送修理」が選べたこと。何が違うのだろうか。

[追記 2021/10/13] それから2か月くらいでまた再発した。もう仕様だと思う。他に報告例が無いのは何故なのだろう。流石にまた交換を頼むのは気が引ける。なんとか直せないかやってみた。経過をみるとハードウェア的なせいだと思うので、原因はノイズキャンセリングのマイク部にあるような気がする。やけになって3箇所ある開口部に息を吹き込んでみた。何かを吹き飛ばすのではなく圧をかける感じで。これが不思議と効果あるのである。耳汁が混入し固着してしまうのだろうか。

[追記 2021/12/09] わかってきた気がする。上の方法で改善するのは、通気が阻害されていることが原因だからではないか。“あなたの耳の形になじんで、AirPods Proを確実に装着できるように。イヤーチップは内側に向けて細くなっています。通気孔が圧力を均一にするので、まるで何もつけていないように感じられるでしょう。”(公式サイト商品ページより) 通気孔が詰まってしまうとこの問題が生じるのかもしれない。