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Anacondaを窓から投げ捨ててHomebrew版とpip3で環境構築した

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Anacondaを窓から投げ捨てるAA

この記事を見てAnacondaと決別することを決意した。

qiita.com

別にこの記事でAnacondaを捨てましょうとか書かれているわけではない。ただ、もう時代に即していないと感じたからである。

以前からAnacondaは環境を破壊するとか悪名高く、筆者もHomebrewとの衝突という問題に気持ち悪さを感じていた。

yaritakunai.hatenablog.com

このときはシェル芸を使い、問題を回避している。

日曜Python、あるいはカジュアルユースにしか使っていない私には仮想環境など不要である。というわけでpipenvもpyenvも入れなかった。

 

Anacondaの完全アンインストール方法

$ conda install anaconda-clean
Proceed ([y]/n)? y

$ anaconda-clean
Delete .conda? (y/n): y
Backup directory: /Users/user/.anaconda_backup/yyyy-MM-ddThhmmss
Delete .continuum? (y/n): y
Delete .matplotlib? (y/n): n

$ rm -rf ~/anaconda3

.matplotlibはMatplotlibを今後も使うため残した。

参考

docs.anaconda.com

/ApplicationsにあったAnaconda-Navigator.appのエイリアスも削除。.bash_profileを編集し、PATHから/Users/user/anaconda3/binを取り除き、シェル芸の

alias brew="env PATH=${PATH/${HOME}\/anaconda3\/bin:/} brew"

も削除したらとりあえず完了である。

バックアップである.bash_profile-anaconda3.bakと.anaconda_backupもそのうち内容を確認し、適宜削除する。

 

HomebrewでPython 3のインストール

$ brew install python

HomebrewでpythonがPython 3を指すようになったことに時代の進歩を感じる。

などと感傷に浸っていたら“Permission denied”とか出た。

というわけで以下を実行したが普通はやらないでいいと思う。

$ sudo mkdir /usr/local/Frameworks

$ sudo chown user Frameworks

 

pip3でパッケージを入れる

searchで探し、installで入れる。

$ pip3 search hoge

$ pip3 install hoge

とりあえずflake8 numpy matplotlib scipy Pillowを。

これだけしか入れないやつだからなおさらAnacondaは不要であることがわかるだろう。Anacondaで3 GB超使っていた容量が250 MBほどになった。

次のコマンドでインストールされているか確認(インストールされているパッケージを表示)。

$ pip3 list

次のコマンドでパッケージの依存関係を検証。

$ pip3 check

 

pip3でパッケージをアップデートするには

$ pip3 list -o

でアップデートのある(outdatedな)パッケージを確認し、

$ pip3 install -U hoge

でアップデートする。