2018/04/06:わかりづらいところを更新
前作『サイレントマジョリティー』を絶賛した私ですが、2ndシングルの表題曲『世界には愛しかない』は初めて聴いたとき、
「あっ、コケたな。」
そう思いました。
ところが、少し経ってからAメロの同音連続が気になり、もう一度聴く、というのを何回か繰り返したのち好きになってしまったので感想を書きます。
レビューとか楽曲分析とかいうなんて私にはとても。おこがましいおこがましい
YouTubeのこれ、どうせそのうちShort Ver.になるんだろうな。今の時代になってまでソニーミュージックは古い。
基本情報
作詞:秋元康
作曲:白戸佑輔
編曲:野中“まさ”雄一
BPM:96(テンポ・ルバート) -> 136
《盗まれたテンポの意》音楽で、楽曲の基本的テンポは崩さずに個々の音符の長さを変化させて演奏すること。ルバート。
4分の4拍子
ト長調
感想
最初にこの曲のことを知ったとき、
「ポエトリーリーディング(知らなかった)とかいってカッコつけやがって。尾崎豊からすでにあるじゃねーか。」
とか思った。
ちなみに、裏拍から入ったりしていて結構難しい。
なんとなくポエトリーリーディングを耳コピしてみた(誰か直しといて)。
『サイレントマジョリティー』に続き、なぜ私が欅坂46の曲を2曲も記事にすることになったかなんだけど、エレクトロな曲調ながらどちらも“アコギ主体のバッキング”がベースになっているんだよね。そこにロックを感じるからなのかなと思う。これが偶然じゃなくて「路線」なのなら、これからも欅坂の記事を書くことになるのでしょう。恐ろしい恐ろしい
イントロ
よくあることだが、イントロは編曲者が作ったらしい。
@nzk528 ありがとうございます! ようやくクレジット公表されたのでいえますが、イントロはアレンジャーさんの野中まささんの手腕です!w
— 白戸佑輔 (@sirato10) 2016年8月9日
僕も好きです!
こういう生弾きの部分は、カスDTMerの私にはテンポマップがどうなっているのか気になる。
ソングの小節、拍子、テンポMIDI情報。
どうやっているんだ? 自動検出?
転調
[名](スル)楽曲の途中で調を変えること。「ト長調からホ短調に転調する」
後でメロディ譜を書く都合上、ややこしいので転調について触れておきます。
[Intro.][サビ][1-2間][Inter.][Coda] ト長調
[Aメロ][Bメロ] 変ニ長調
イントロを2つに分けて考えるなら前半はホ短調気味か。
転調のギミックはこちら。
ト長調 -> 変ニ長調
|Esus4 E|Db/Eb||DbM7|~
変ニ長調 -> ト長調
|Db Ddim|Ebsus4|Am7/D||G|~
理屈はよくわからん。
Aメロ
よく2番のBメロでメロディが1番から変化する曲がありますが、この曲は1番のAメロの2回目の繰り返しで変化していて珍しいと思った。
1回目
|r---EEE-EEEEEEEE|E--E--r-r-E-E-D-|CD-E-~(調号省略、rは休符)
2回目
|r---EEEEEEEEE---|E-EE--r-r-E-E-A-|--A-E~
「ミミラーラミー♪」の部分です。
Bメロ
Bメロ好きです。
48・46系の楽曲ではBメロでよく出てくる「ターンターンタン」というリズムがありまして(たぶん意図的にやっている)、この曲ではそれがサビをも構成しています。
Bメロ
|F-------F--F--F-|F--G--A-B---r---|
サビ
|B--C--D-D--G--B-|B---A---G---F-G-|-~
とか
|C--D--E-E--F--G-|G---F---D---C---|
この「o--o--o-」というリズムです。
これがこの曲のキモだと思う。
サビ
Jポッピーになり急にどうでもよくなる。
でも、「きーみーをさーがーしにーいーこーうー♪」かわいい。
Inter. (Interlude)
間奏。間奏曲。
ここでもピアノが爽やかでいいですね。私には書けそうにないです。どうやって書くんだろう?
あ、「欅」って漢字も私には書けそうにないです。