みなさん、ご無沙汰しております。
crullerです。
楽曲の採譜、アレンジをしたり、久しぶりにピアノの演奏を再開するなど、音楽にいそしんでいたら、気が付けばブログをこんなにほったらかしてしまいました。
さて、今回取り上げるのはMacBook Proに搭載されているオーディオデバイスです。
一応書いておくと、検証に使ったのはMacBook Pro (Retina, 13-inch、Early 2015)です。
WindowsでDTMをするなら必須のASIOですが、レコーディングをしない場合にもオーディオインターフェースを使うのは、コード類がブスブス繋がって見苦しくなるうえ、機動性にも欠けます。
そんなとき便利なのが、一般のサウンドボードをASIO対応に変えてしまうASIO4ALLですが、使ってみたらMacBook Proのデバイス構成に「あれ?」と思うことがあり、それにより浮かび上がってきた事実と推測を記しておくことにします。
なぜMacBookを使っているのにWindowsなんだということについては、今後書くでしょう。
MacBook Proの入出力デバイス
BootCamp上でASIO4ALLをインストール後、起動すると次のような画面が現れます。
まず、デバイスの型番はCirrus Logic CS4208 (AB 123)ですね。
そこにぶら下がっている入出力デバイスは今、4つありました。
- HD Audio マイク 2
- HD Audio ヘッドフォン
- HD Audio SPDIF 出力
- HD Audio スピーカー
まず、4つもあるということに驚きました。
なぜかというと、今まで使っていた古いVAIOではスピーカーとヘッドフォンの切り替えはアナログ的な検出によってなされていた(たぶん)からです。
デジタル的な結線になっているのは、HDMIなど必要な音声出力が増えたからかな?
次に、HD Audio マイク 1はどこにあるのでしょう。
それはWindowsのコントロールパネルが示唆してくれます。
Headset MicrophoneとInternal Microphoneがありますね。
おそらく、HD Audio マイク 1はHeadset Microphoneで、ヘッドフォン端子に4極プラグのヘッドセット等を繋げば現れてくれるのでしょう。
[追記 2015/12/01]
実際に確認しました。
あと、SPDIF出力はHDMI端子のものだと思います。
[訂正 2015/12/01]
SPDIF出力は、光デジタルオーディオ出力でした。TOSLINKの丸型コネクタがささります。一方、HDMI端子は、接続すると「インテル(R)ディスプレイ用オーディオ」が出現します。というわけで、MacBook Proには計6つのオーディオ入出力があります。
MacBook Proのスピーカーは4つ?
さあ、私にとって本題の謎に入ります。
ASIO4ALLの設定で「HD Audio スピーカー」にポインタを合わせると出てくる文字に「4x32-192kHz」とあります(最初の画像)。
他の入出力では「2x」となっていることから「4x」はch数でしょう。
とすると、MacBook Proのスピーカーは4つ?
Sonarの設定画面でもそれを暗示する表示があります。
ASIO4ALL v2 HD Audio スピーカー 1とスピーカー 3があります。
(それぞれがステレオ1組になっている。)
Sonarでは出力を各々に切り替えることができます。
出力をASIO4ALL v2 HD Audio スピーカー 3に切り替えて試してみると、高音気味の音が再生されました。
なんでしょう、これは。
スピーカー 3がツィーターなのか、スピーカー 1がサブウーファーなのか。
「macbook pro number of speakers」で検索してみましたが、はっきりしませんでした。
公式によると、15インチモデルではサブウーファーが1つ載っているのは確かですが。
13インチモデルにもサブウーファーが載っているという情報(ifixit)もありましたが、数が合いませんし。
何かご存知の方がいましたら、情報お待ちしております。