- the brilliant green #ブリグリ布教活動
- アーティスト: the brilliant green,川瀬智子
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
- 発売日: 2000/10/01
- メディア: CD
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リリース:1999/09/08
こうなりゃ、全曲レビューしてやる!
クリーンギターのソロながら異様な雰囲気で始まるこの曲。
それを初めて聴いた瞬間、「かっこいい」と、この曲の世界観に引き込まれ好きになり、今でも最も好きな曲の中の一つである。
今では脱退してしまった松井亮による作曲。
何回か聴いているうちに好きになる曲も少なくない中、私の場合、the brilliant greenの曲は初見で好きになることが多い。
タイムは8分の12拍子、流行歌ではあまり見られない?
Aメロのコード進行は、
|A--G/B--C-----|
の繰り返し。
しかし、なぜだかギターのアルペジオにC音が繰り返し弾かれている。
だが、それがいい。
Bメロに入った瞬間のオルガンのF音が美しい。
それと、女性ボーカルの低音って好き。
歌詞を読んだ限りでは、怒りの感情を感じた。
川瀬によると、子守歌や童謡のノリで書いたという。
なるほど、サビのメロディーは何か繰り返し訴えかけてくるものを感じさせるが、作詞者が感じた印象も似たようなものだったのかもしれない。
2番ではBメロの構成が変化して、聴き手を飽きさせない。
ストリングスによる終止の余韻が素晴らしい。
松井亮は、奥田俊作とは異なる独特の音楽を作り出す。
もうthe brilliant greenでは聴けないと思うと、惜しい。
この曲はもっと評価されるべき。
YouTubeかiTunesなんかで試聴してみて。下で試聴できます。
この曲の魅力を伝えきるには、あたしの今の表現力じゃ無理だわ。