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Angel Song

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- the brilliant green  #ブリグリ布教活動

angel song-イヴの鐘-

angel song-イヴの鐘-

 

 

11thシングル『angel song -イヴの鐘-』以降、発売元がソニーレコードからデフスターレコーズに変わった。

以前の曲のレビューでAmazonの商品データの下にわざわざリリース日を併記しているのはそのためである(再発版のリンクを載せていた)。

 

レビュー

キーは嬰ヘ(変ト)長調に、3連8分ビート。

ブリグリは“これ”という曲には3連8分ビートをもってくることが多いと思う(『Round and Round』、『Forever to me ~終わりなき悲しみ~』など)。

非常に雰囲気がうまく作られた曲。

曲の展開がすばらしい。導入では

|Bdim7|F#|

と繰り返されるアコースティックギターのコードにアンビエントなシンセのメロディ。

その後はこれを基本としつつ展開させたコード進行に、非常に近い距離感のボーカルが乗る。

このドライな雰囲気のまま行くのかと思うと、サビで一気にサウンドは変化する。ソリッドなエレキギターの轟音に、強くかかったリバーブ。解釈が一筋縄ではいかないのがブリグリなのである。

メンバーによると当時はリバーブブームだったという。収録アルバム『Los Angeles』にもその傾向が強く表れている。

Dメロへと移行したのちに来るのは、傑作のギターソロ。

ギターソロ後にもメロが登場する。レビュー記事では何度も言っているが、単純な繰り返しに終わらず、メロディが多様に現れる曲はとても好きだ。ブリグリでは珍しくドラムソロも聴ける。

細かいところで好きなのは、ラスサビのみ入ってくるエレキのリフ。

アルバムごとにサウンドの変化するブリグリであるが、この曲も一つの転換点だと思う。前作『Hello Another Way -それぞれの場所-』のシングル版とはリバーブもギターのサウンドも異なっている。

シングルではこの作品を最後に、the brilliant greenは活動休止に入ることとなる(Vo.:川瀬智子のソロ活動(Tommy february6)のため)。

angel song -イヴの鐘-

angel song -イヴの鐘-

  • the brilliant green
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes