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やっぱり日本語Webフォントを使うのは時代が10年早いと思った

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デザインテーマを作ってみてわかったことがある。

 

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Monolithic - テーマ ストア

 

以下の原因だ。

yaritakunai.hatenablog.com

ページのレイアウトだけ読み込まれてタイトルや本文が表示されるのに時間がかかる現象である。

考えてみれば当たり前で、それらはつまりあらゆるテキストだ。思い立ってソースを見てみると、そういったはてなブログは日本語Webフォントを使用していた。

もしかすると当環境は未だADSLで光回線の方には関係ないのかもしれない。しかし、同時に今はモバイルファーストの時代でありモバイル環境ではたとえLTE回線だとしても日本語Webフォントを使うのは荷が重いのではないか。

技術の進展には目覚ましい物があり10年という数字に根拠はないが、当面使用するのは控えたほうがいいと警鐘したい。2014年の記事ではあるが、ここに「サイトの読み込みが2秒遅くなるだけで直帰率が50%増加する」というデータがある。

web-tan.forum.impressrd.jp

このサイトによると、

  • 操作開始時間(主要なコンテンツがロードされて使用可能になるまでの時間)の理想的な数値は3秒
  • 操作開始時間が3秒以内に収まらなかった場合、57%のユーザーがそのサイトから離脱、80%のユーザーはそのサイトを再訪しない

という。さらに、

操作開始時間が1秒のサイトと3秒のサイトを比較しても、3秒のサイトは1秒のサイトに比べ、ページビューが22%低下、コンバージョン率は38%低下、直帰率は50%上昇してしまう

読み込み時間は早いに越したことはない。

知れ渡っていることではあるが、やはりWebフォントの使用は欧文文字だけに留めておいたほうがよい。ラテン文字でさえ、Google Web Fontsでは1つのフォントセットのわずか3つのウェイトを選択しただけでその設定は「Fast」でないと警告されてしまう。

メタル回線(私のような環境ともいう)が事実上絶滅し、モバイル回線では5Gが主流となるまでは日本語Webフォントを使っても自己満足以上のものは得られないだろう。

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