レシーバーにUSBポートを占有されるのが嫌で、ずっとBluetooth接続のトラックボールを探していました。
そんな中、ついに比類なきKensington様がBluetoothトラックボールをリリースしてくださったようです。
Kensington ExpertMouse ワイヤレストラックボール K72359JP 【日本語パッケージ】
- 出版社/メーカー: ケンジントン
- 発売日: 2016/02/19
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログ (1件) を見る
でも、Kensington製品はお高いし、お店で触ってみましたがこのどの指で転がしたらいいのかわからない独特の形状は自分には馴染まなそうだなーと。それに、どうせ外ではMacBook Proのトラックパッドしか使わないんだから、USBバブー買えばいいんじゃね?と考えました。USBハブのレビューはまた後日。
ということで、トラックボールの定番、Logicoolのm570tを買っちゃいました。
10億台突破だそうです。
内容物と大きさはこちらです。思ったよりもでかい。
電池はすでにセットされており、矢印型の絶縁シートを引き抜いて使用します。なんか、たまごっちとかのおもちゃを思い出しますね。
ボタン近影。5ボタンです。
レビュー
Windowsでのレビューです。
筐体
素材の質感はあまりよくないです。プラスチッキーで。
ボタンのクリック感、ホイールのコロコロ感もチャチい感じです。この辺はどこかで見た、m570からのマイチェンでボタン部品が変更されたことが関係しているのかもしれません。
ソフトウェア
レシーバーを挿すだけで使用できましたが、ファームウェアのアップデートができるみたいなのでLogicool Unifying Softwareもインストールしました。アップデートはありませんでした。本来は複数のUnifying対応製品を接続する場合に必要なソフトウェアです。
また、機能ボタンや使用感を設定するためのソフトウェア、SetPointをインストールしました。
使用感
本体は大きめですので、手の小さい方は少し使いづらいかもしれません。肝心なボールの転がり方ですが、もっと滑らかなのを期待していました。少し引っかかる感じがします。
[追記]
3日ほど使用したら転がりが滑らかになりました。
主に、DAWのSONARで使用するのでそれに合わせてSetPointで設定も変更しました。SONAR使用時には、「進む」、「戻る」ボタンにそれぞれ「Ctrl」、「Shift」を割り当てました。ここら辺はアプリケーションごとに設定できます。
これにより、「進む」ボタンを押しながらホイールで横スクロールが可能になります。ほんとはチルトホイールがあれば一番いいんですけど。さらに、「進む」を押しながらドラッグ、つまり人差し指で「進む」、中指で左ボタンを押しながら、親指でコロコロすることでコピーができます。「進む」ボタンに「Ctrl + 左クリック」が設定できればもっと楽なんですけどね(; -.-) 「戻る」ボタンの場合には縦横どちらかを固定したままの移動になります。
慣れの問題かもしれませんが、思ったより細かい操作が難しいです。この点は、ポインターのスピードを真ん中より2段階下げて調整しました。微妙な操作が求められる場合にはKensingtonのような大玉タイプの方がいいのかな?
また、まっすぐボールを転がすのが難しいせいで、数値をドラッグで調整するとき横に移動させてしまうと数値が飛ぶので少しストレスです。これもポインターのスピードを下げることで改善しました。
おわりに
期待が大きかった反面、少し辛口になりましたが、ブラウジングやエクスプローラーなど普段の操作はぐっと快適になります。総合的に見れば、数多くのユーザーに支えられた信頼性と3年保証もついた安価で手に入れられるトラックボールです。